講師 株式会社 いろどり代表取締役 横石知二氏
http://www.irodori.co.jp/
徳島の過疎のどん底の町を、葉っぱビジネスで蘇らせた事で有名な方です。
講演内容は、自分の生い立ちを交えながら、ビジネスモデルの成功までを詳しく説明して頂きました。
まず、無いものを、求めるのではなく、今あるもの(自分の足元にある環境)に着目すること。
環境が違えば、人の価値観も違って当然だと言う事を認識する。
高齢者の方の知恵をうまく活用する。
高齢者でも使える仕組みを考える。
この仕組み作りがとても重要だと言われてました。
仕組みが出来上がると、意識が変わる、すると行動も変わってくる。
まず、いい組織を作る事よりも、個々の意識を変えていく仕組みづくりを行い、個々の人間力を高めて行く事の重要性を訴えていました。
そうすると、組織に頼ることなく、自分で物事を考えて行く力が付くとの事です。
それには、地域や人や環境をプロデュースするプロデューサー的な人材を、客観的な視点で判断できる外部の人間を入れる必要があることも言われてました。
なぜ、外部の人間なのか?
地元の人間だけでは、しがらみや足を引っ張る方が当然に出てくるから・・・
そういう、しがらみなど無い外部(地元出身ではない)方が最適だとも言われてました。
ただ、目的に向かって突き進んでいけるからだそうです。
すべてにおいて、地元の環境や地域作りは、自分の事と言う意識を芽生えさせる仕組みを作る事だそうです。
大きな事を、最初から目指しても、少しの失敗で必ず足を引っ張られる・・・
ならば、少しの成功体験を積み重ねていく方法で行こうということです。
高齢化で、目的意識も無く、ただ毎日を変化無く過ごしてきた高齢者の方たちが、自分の居場所、舞台に出ることで目を輝かせているという事実を目の当たりにしました。
中にいる人は、内部の良さを発見出来ていない事が多い。
ならば、一旦、外に向かって情報発信して、外部の方に良さを分かって頂くことで、また、内部にその情報を取り込んで、自分たちの足元の良さを認識してもらう事が重要だと言うことですね。
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